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18切符で適当にぶらぶらしてみるin2009冬:1日目

2009年12月22日 23:54

こんばんは。
ただいま沼津駅前のネットカフェからアクセスしています。



…特に何も書くことがないので
今日はおやすみなさい。

明日は京都へ向かいます。
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と、いうわけで

2009年12月22日 02:04

ちょっくら1人旅してきます。電車で5日間です。(うち2日は家族と合流しての旅行)



予定では、

東京~京都~広島~尾道~勝沼~東京

です。
明日は会社の終業と同時に西へと進軍。
横浜のネットカフェでおなじみの一日難民体験です。

尾道は今回で4回目。
冬の尾道は初めてなので、どんな表情を見せてくれるのか
今から楽しみです。


ではではいってきます!

お腹の空いた猫

2009年12月22日 02:00

最近急激に寒くなってきた。
どれくらい急激かと言われると、先週金曜日に
「こんな冬に自転車で山梨まで行ってやろう!」といい気になって決心してから2日と経たずして
「電車に乗ってどこか暖かいところへ行こう…。」と心変わりさせられるほどくらいだ。

5日間のちょっとした一人旅の出発が明日に迫り今頃になって、荷物に何を持っていこうか、
今日誕生日プレゼントにと会社の先輩方にもらった本やらゲームやらを持ってったら退屈しないだろうな、いい時にもらったなと
気分を良くして、でも寒さに背中を丸ませながら最寄り駅からの帰り道を歩いていた。
駅から私の住んでるアパートへの道の途中に、まるで日本列島改造論の影響を真に受けてすぐに建てられたような、
個性も大した利便性もなさそうな小汚い白塗りのアパートの前で、ニャアニャアと小さくか細い子猫の鳴き声が聞こえる。
一週間くらい前からそのアパート付近によくいるようなのだが、私は未だにこの子猫に正面から目を向けることが出来ない。
何故かと問われれば、「とても居たたまれなくなるから」と言うのが一番の答えだろう。


その子猫を初めて目にしたのは、先週の火曜日。
横目でだが生後1ヶ月に満たないくらいに見えるその子猫は、早めに出された翌日の燃えるゴミの袋を食いちぎって
中から引きずり出された生ゴミをニャアニャア鳴きながら食べていた。食べるなら食べることに集中すればいいのに
その子猫は鳴きながら食べていた。
それが普通の猫なら大の猫好きの私としては近づいて頭を撫でてやりたいなどと思っただろうが、
その子猫にはどうしても近づく気になれない。その鳴き声には人を惹きつけるためのものと同時に
敵対心のようなキリキリした感じも受け取れたからだ。
この感じを分かりやすいように例えるならば、家なき子の「同情するなら金をくれ」という有名なセリフがきっと
月並だろうが、私の持ちうる少ない語彙の中で一番しっくり来る例えだろう。
小さくて可愛そうな僕に食べ物を頂戴、でも何もくれないアンタなんかに振りまく愛想なんてない。
と面と向かって言われているような気がした。実際にそれを受けたのは横顔だが。
必死に訴える子猫に、半ば萎縮しながら通り過ぎた私の後ろを歩いていたサラリーマンが、何の抵抗もなく
手を差し伸べ少し頭を撫でて離れていったのを振り向きざまに見た。この時ばかりはそのサラリーマンが
羨ましく思えた気がした。




その日からまたちょくちょく見ることになったその子猫だが、子猫の前を通るたびにズキズキと
何かが心に捻り込んでくるような気持ちに駆られた。出来れば走り去りたかった。
別に何も悪いことをしていないのに、ごめんなさいごめんなさい、ともし言葉が通じるなら口に出して言っていたと思う。




今日も子猫に出会った。しかも今回は自分の歩いている道の右側、その側道に堂々と座って
やはりニャアニャア鳴いていた。思い直せばたかが子猫、と言ってしまうと今までの臆病さは何なんだと言われそうだが、
子猫一匹に怯えて道の左側を迂回するなんてシュールな絵を頭に描いて、周りの目にそれが晒されてしまうのは嫌だなと思えるほどに薄情にも順応するようになっていた。
それでもやはりまっすぐ目を向けることは出来なかったが、少し慣れたせいか別の考えが不意に頭をもたげた。
家にある食べ物を持ってきてやろうとおもったのだ。
ちょうど実家から送ってもらったばかりの荷物の中に魚肉ソーセージがあったのを思い出し、
アパートに帰るとすぐに魚肉ソーセージを冷蔵庫から取り出して、もと来た道を歩いた。
いたら1本丸々くれてやろう、いなかったらしょうがないから自分で食おう。
そんな軽い気持ちになっていた。
居て欲しかったし、居なくてもそれはそれで気が楽だった。



結果、その子猫にソーセージをあげることは出来なかった。
私がソーセージを持ってこようと思い立ってから戻ってくるまでにどこかに移ってしまったらしい。
何か別の場所に食べ物を見つけたのだろうか、それとも諦めてただ場所を移したのだろうか。
出来れば前者であって欲しい。そう思ってもう何もいない場所から改めて帰路に着いた。
家の中にいても指先からどんどん冷えていくのにあの子猫は、彼ら野良猫はどう生き延びているのだろう。
またはどのくらいの割合で野良猫はこの寒空の下で死んでいっているんだろう。
図らずもそう思わずには居られなかった。


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