便利の反対

2011年07月16日 00:58

うちの近くには利根川があって、江戸時代には利根川を越えるのに関所が設けられていたそうだ。
その関所はたびたび利根川の氾濫に会い、関所もとい近隣の関所番の人たちの家まで流されていたそうだ。

IMGP8125.jpg


その跡地を記すこの立て札。
立っている場所には住居の基礎以外何もない。360度首を回転させても同じ景色がここにはある。
つい半年前はここら辺一帯は住宅地だった。

IMGP8124.jpg


僕の住んでいる周辺の利根川水系の土手は100年前のカスリーン台風のこともあって改修に次ぐ改修が行われている。
そしてついに次の改修でこの辺一帯もなくなるようだ。(僕の家はもう少し離れたところで、改修の影響はない)

IMGP8126.jpg


ここだけじゃない。土手沿いの神社や林、民家はどんどん削られて整えられてきれいな芝生のなだらかな坂に変わっていく。
そして僕が昔見た景色もどんどんなくなっていく。
きっと今まで僕が見てきた景色も今起きていることと同じようにして出来た景色なのだろうけど、
僕の見てきた景色の中の家や十字路や林それぞれのなんとなくの記憶がつながって、頭の中にオリジナルの地図があるのに、
それを無断で所々千切って穴だらけにされているようで、むかむかしてくる。

IMGP8127.jpg

一生懸命障子紙を貼っている横で、好き勝手指で穴を開けている様が浮かんだ。

どうしようもないことなんだけども。




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