単騎、千里を走る。

2016年01月31日 23:59




単騎、千里を走る。
三国志に出てくる蜀国の豪傑、関羽が戦乱の中囚われ、その気高き精神に見初められた魏国の曹操から蜀国に向かって馬に乗って千里を逃れる、というお話です。
横山光輝の「三国志」で昔覚えました。

いつも通っているゲオで見つけて気になったので借りて見ました。


お話としては、正直普通の人間ドラマです。
高倉健の演技力があってこそ成り立っている映画とも言えるかもしれません。
なので、特にそこらへんについては何も言うことができません。


この映画の意味とは、中国人がなぜ日本人を選んだのか、高倉健を選んだのか。ということだと思いました。
何かといがみ合いの多い僕ら、日本人と中国人。
監督は中国人なので、ここで日本人を選ぶということである共感性が生まれると思いました。
やはり同じ人間ということです。
中国と日本が違うように、同じ国の人でも1人1人違いはあります。
違うところがあるように、同じところもある、ということをこの映画は言っているのではと感じました。
そういうことを念頭において考えてみると、高倉健のあの不器用感や黙ったままの人間像が
中国人にもあるということかもしれません。ないにしても理想像があるのかもしれません。
あるいは関羽というところに重ね合わせているのかもしれません。

いずれにしても、高倉健は日本ではいわずと知れた名優です。
その人間像を、民族は違えど共有できるということをこの映画で感じました。

ふと中国の映画を、もう少し見てみたくなりました。



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