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わかってた回り道〈後編〉

2019年02月14日 08:51

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原爆ドームから10分ほどの大通りに面したゲストハウス「川手屋」を出発。

このお宿、隣の居酒屋と経営が一緒のようで入り口も一緒。

最初はそれがわからず、一回入って出てまた入るということをしてました。


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それにしてもすっごい綺麗なお宿で、ドミトリー一泊2000円ですが、

すっごい過ごしやすい内装をしていました。





さて、本番の広島コミケ224へ。

10:15開場とコミティアより1時間以上余裕のある時間取り。

グーグルマップによると宿からは路面電車で40分ほど。旅情を楽しみながら開場の広島県中小企業会館へ。


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…なんか女性しかいない気がする…。

場所を間違えた…?(汗

入り口っぽいところに行ってスタッフっぽい人に聞くと間違いないようなので、ささっと入って設営。




完了。

そんなやることない…(汗

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でもまわりのブースはコミティアと全く同じ雰囲気で、大きくPOPを立てたり、凝ったケースにグッズがきれいに並べられていたりと、

熱気は向こうと変わらない。


募集600サークルに対して、応募200サークルだったので正直ナメてた…。

自分のブースのショボさに顔が下めに傾く。

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イベントが始まると、まず目に入ってきたのはコスプレ更衣室に向かう女性の列。

それにしても、このイベントは参加してる人のほとんど女性で、来る人も殆ど女性(主観8割)。

なので200サークルの半数以上はグッズをブースに用意していた。


なかなか売れないお昼ごろに、しびれを切らしてまわりを見て回る。

しかしやはり女性が多いせいか、ジャンルもグッズとか女性向けの物が多くてなかなか買うに走れない。

たまに男性のブースもあったが、多くは女性向けのキラリとしたもので、

そのなかで一つだけあった、撮り集めた鉄道写真の本は異彩を放っていた(こっちではそれなりに市民権はある…はず)。



特に買うものを見つけられず戻ってくると、直後に男性が手に取ってくれ、「一冊ください。」と声をかけられた。

本当に帰って直後だったのもあるが信じられず、思わず「えっ」と自ら怪訝な雰囲気を出しながら

お金を用意できずあたふたとみずほ銀行の封筒から、ジャラジャラと音をさせて500円を取り出して渡す。

…しまった用意していた無料冊子「ぷねコラム」を渡しそびれた。


20枚用意してきた「ぷねコラム」を渡しそびれたことを後悔して、買ってくれた人が近くにいないかたまにキョロキョロしていると、

「一冊ください。」と再び。

そして再びこちらも「えっ」と返して、お釣りを渡す。

今回は「ぷねコラム」、渡せた…!


前回のコミティアのとき知り合い以外には一冊しか売れなかったので、もう記録更新。

この時点で100点なのだが、なんだかんだで5冊売れた。



「これだよ~~~~」

と内心ホクホクしている(たった2500円だが)と、1時半。

辺りはもうなんとなく終りが近づいているのを物語っている雰囲気のなか、「もう十分だな~~~~」

と思っているとまたブースを見てくれる方がいて、その方はポストカードを買ってくれた。

うわ~~~、ともう気持ちは羽ばたいている中、買ってくれた方は持っていたバッグからスケッチブックを出して

「スケブ描いてもらえますか?」と一言。

一瞬止まる。

「???」


ちなみにスケブとはスケッチブックの略で、同人即売会では買ってくれたお客さんへの特典としてお客さんが用意したスケッチブックに

好きなキャラクター(大体はそのブースに関連のあるキャラクター)を即興で描いて渡す、という風習がある。


「この子をお願いします。」

ポストカードのカナメを求められたのはわかった。



-!--!!

頭が真っ白になりながら、真っ白な小さなスケッチブックに向かう。

こうか?

なんか目が変。

これを渡したらがっかりされるかも…。

消す。

ポストカードを見る。

この絵のどこが魅力的だろうか、数秒(意識的には引き伸ばされてる)考える。

もう一回描き直す。

お、目の感じこんな感じな気がする。

ボールペンで描いたほうが即興感ありそう。

何か文章を入れようか。

名前はどうしよう?日付いる?



こんな感じかなぁ…!

自信がないまぜになって出来上がる。

少し前から待っていただいているのは目の端に映っていて、もうちょっと早く描きたいなあ。と思いながら渡す。



やばいやばいやばい…。

嬉しさが止まらない。ニヤニヤしてしまう。

どんな理由があれ、ある程度の僕の表現力が認められた瞬間だった。

なんて日だ…。



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終わってみた感想としては、


1.まだまだ続けるべきだと思った。

2.オリジナルの需要はある!と思う。

3.お客さん、ひいては気になってくれた方々へちゃんと配慮したいな~。


まず行って本当によかった。

買ってもらえることで自信がついたし、何よりスケブを描かせてもらえたことが一番。

そして僕が日頃思っている地域貢献。これを叶えているような気がした。

もともと広島には10年前の電車一人旅で尾道に訪れたのが最初で、そこで尾道を気に入ったのが最初。

今回2月のコミティアへの応募期限切れの代わりを探した結果、偶然にも広島のイベントになったけど、なんかこれは巡り巡った縁なのかも知れない。

四国行きもなくなって、正直なにしようかなーってちょっとボーッっとしてたけど、

逆に何をすべきか見えてきた。



なんか僕の理想であるもっと休みながらも楽しみながら、共存共栄できるところを突き詰められる気がしてくる。

今回はその端っこを掴んだ気がした。

同時に今僕に足りないのは、怖じけずにもっと素の自分をぶつけることかもしれない。と思った。


広島なので、おいそれと行けないのが難だけど、

少なくとも年1回は絶対に行くようにしよう。



あとせっかくなので「ぷねコラム」載せておきます。

ぷねコラム第一回_R


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