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「こうのとり、たちずさんで」レビュー

2019年07月15日 00:08

難しい映画でした。

国境を超えてギリシャに逃れてきた人たちが

ギリシャ国民にもなれずに国境近くに追いやられ

国境の更に間に挟まれて

希望を持ちながらも、帰る家を未だ持てないでいる。

故郷を逃れて国境を超えたは良いものの

残してきた人たちにも傷は残り

あからさまに繋がりを残したままの(河を挟んで見える距離にいる)痛み。

きっと、どうして国境を超えたんだろう、と僕が彼らだったら、そう思う。

うまいこと言えないけど(そもそももう一回は見ないとはっきりとは分かりきれないけど)、

ずっしりとした苦しみが感じられました。


1991年の映画のようですが、

影の印象が強くて、特にバーがすごく雰囲気あって、

厚いカーテンがかけられているんですが、それがもうすっごい匂いがするようで

なんか小旅行した感じでした。


察する能力がないと理解するのに時間がかかりそうな映画ですが、

救いがあるのかないのか問われる、

僕の好きな映画でした。

見つめ合うシーンが、けっこう笑ってしまったけど。


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